2014年03月17日
MFS2B メンテナンス
昨年11月からほったらかし状態の船外機
間もなくシーズンインするので、メンテナンスしました
今回は常に海水に浸かっている下廻りのO/H
ギヤオイルを抜きプロペラを外してシフトロッドのボルトを緩めます
ギヤケースを止めているボルトを外し、トントンとたたくと外れてきます
ウォータポンプケースのボルト4本を外すとインペラが現れます
インペラの回り止めのピンに注意
新品で購入後、昨年6月から11月まで使用して、インペラの劣化・損傷はほぼ無。インペラ交換は2シーズンに一回位でいいかも・・・
問題はウォータポンプを止めているボルト。海水が入り込みこんな状態。ほっとけば間違いなく外れなくなりますね
ポンプケースを外します。この時、ポンプケースに刺さっている2本のピンをなくさないように注意
ついでに、プロペラシャフトハウジングのボルト2本を外し、ギヤケースも分解してみた
次は組み付けですが、Oリングは取り替えしますがオイルシールは海水の侵入がなかったのでそのまま外さずに再使用
ボルトはワイヤブラシで清掃後、ロックタイトを塗って組み付けします
古いガスケットをオイルストーンで綺麗にし、念のため液状ガスケットを塗って組み付けします(ガスケット3枚は交換)
もちろんボルトにはロックタイト
ドライブシャフトとカムロッドをペーパーで磨き、全体に薄くグリスを塗った後にポンプケースを組み付けします(挿入時、オイルシールを損傷させない為)
ちなみにボルトはすべて10mm。
ギヤハウジングASSYの組み付けは、ドライブシャフトのスプライン部にシャシグリスを塗り組み付けます
ドライブシャフトを挿入しながらウォータパイプをグロメット(グリスを塗ったほうがいいかも)に入れながら、シフトロッドとジョイントを入れますが、これが結構大変
何とか組み付け完了。あとは24時間放置して液状ガスケット類の乾燥
液状ガスケットは正直必要ないと思いますが、今回は使用してみました
プラグもイリジウムに交換
天気が良かったのでエンジンを掛けてみることに
冷却水の出も良好。プラグの効果なのか、エンジンのかかりがかなり良くなりました
今回メンテナンスしてみて気が付いた事は、下廻りのボルト類は新品状態のうちに何らかの対策をしたほうがいいのでは。
あと、フラッシングは面倒でもバケツに水張って下廻りを完全に水に浸からせた方がいいと思います。フラッシングプラグだけでは完全に塩抜きは出来ませんね。
最後に、今回のO/Hは自分流で自分の知識のみで作業してますので、当然すべてが自己責任になります(笑
間もなくシーズンインするので、メンテナンスしました
今回は常に海水に浸かっている下廻りのO/H
ギヤオイルを抜きプロペラを外してシフトロッドのボルトを緩めます
ギヤケースを止めているボルトを外し、トントンとたたくと外れてきます
ウォータポンプケースのボルト4本を外すとインペラが現れます
インペラの回り止めのピンに注意
新品で購入後、昨年6月から11月まで使用して、インペラの劣化・損傷はほぼ無。インペラ交換は2シーズンに一回位でいいかも・・・
問題はウォータポンプを止めているボルト。海水が入り込みこんな状態。ほっとけば間違いなく外れなくなりますね
ポンプケースを外します。この時、ポンプケースに刺さっている2本のピンをなくさないように注意
ついでに、プロペラシャフトハウジングのボルト2本を外し、ギヤケースも分解してみた
次は組み付けですが、Oリングは取り替えしますがオイルシールは海水の侵入がなかったのでそのまま外さずに再使用
ボルトはワイヤブラシで清掃後、ロックタイトを塗って組み付けします
古いガスケットをオイルストーンで綺麗にし、念のため液状ガスケットを塗って組み付けします(ガスケット3枚は交換)
もちろんボルトにはロックタイト
ドライブシャフトとカムロッドをペーパーで磨き、全体に薄くグリスを塗った後にポンプケースを組み付けします(挿入時、オイルシールを損傷させない為)
ちなみにボルトはすべて10mm。
ギヤハウジングASSYの組み付けは、ドライブシャフトのスプライン部にシャシグリスを塗り組み付けます
ドライブシャフトを挿入しながらウォータパイプをグロメット(グリスを塗ったほうがいいかも)に入れながら、シフトロッドとジョイントを入れますが、これが結構大変
何とか組み付け完了。あとは24時間放置して液状ガスケット類の乾燥
液状ガスケットは正直必要ないと思いますが、今回は使用してみました
プラグもイリジウムに交換
天気が良かったのでエンジンを掛けてみることに
冷却水の出も良好。プラグの効果なのか、エンジンのかかりがかなり良くなりました
今回メンテナンスしてみて気が付いた事は、下廻りのボルト類は新品状態のうちに何らかの対策をしたほうがいいのでは。
あと、フラッシングは面倒でもバケツに水張って下廻りを完全に水に浸からせた方がいいと思います。フラッシングプラグだけでは完全に塩抜きは出来ませんね。
最後に、今回のO/Hは自分流で自分の知識のみで作業してますので、当然すべてが自己責任になります(笑
Posted by mastaro at 14:19│Comments(4)
│tackle
この記事へのコメント
こんばんわ~( ^▽^)
かなり専門的なメンテナンスですね!Σ(´д`ノ)ノ
これだけ丁寧に洗ってもらえたら、機械としても大喜びだと思います( ´・∀・`)
「液状ガスケット」初めて存在を知りました 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
道具の進化とは凄いもんですな・・・・
かなり専門的なメンテナンスですね!Σ(´д`ノ)ノ
これだけ丁寧に洗ってもらえたら、機械としても大喜びだと思います( ´・∀・`)
「液状ガスケット」初めて存在を知りました 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
道具の進化とは凄いもんですな・・・・
Posted by はな at 2014年03月19日 23:05
約半年の海水での使用ですが、予想以上の内部の腐食にビックリでした。
マメに洗浄してきたつもりなんですが…
マメに洗浄してきたつもりなんですが…
Posted by mastaro at 2014年03月20日 21:38
海水恐るべしですね。
工具もいいの使ってますね!
「俺の海」ってかんじで気分いいんでしょうね~
私は船酔いが激しいので乗りたくても乗れません(笑)
工具もいいの使ってますね!
「俺の海」ってかんじで気分いいんでしょうね~
私は船酔いが激しいので乗りたくても乗れません(笑)
Posted by haru5999 at 2014年03月22日 11:20
18年前位に購入したスナップオンです (笑)
このコンビネーションのスパナ、10mmから19mmまで揃えてますが、耐久性と使いやすさ抜群です!
ボート乗る時はアネロン飲んでますが、めちゃくちゃ効きますよ♪
このコンビネーションのスパナ、10mmから19mmまで揃えてますが、耐久性と使いやすさ抜群です!
ボート乗る時はアネロン飲んでますが、めちゃくちゃ効きますよ♪
Posted by mastaro at 2014年03月22日 20:16
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