今日は釣れるかな～

庄内はずっと時化が続きましたが、なんと釣行を予定していた日にうまく波が落ち着き、今年最後の離岸に渡ることができました。

完全に明るくなってから波力南先端に渡ると、堤防の上は海苔でツルツルの状態。なんとフジツボまで上がってる！ほんと長い期間波を被ってたんですね。
外海側はまだかなりのウネリが残っていて、その海面に朝もやがかかってなんとも神秘的な感じです。

先端に着き、タックル準備をしながら海の状態を見ていてなんかいつもと違う感じがします。なんて言うか、海がものすごく動いてる感じ？（当たり前ですが・・・）　ウネリがあるのですから動きがあつて当然なのですが、ものすごくいろんな潮が複雑に交じり合ってて今にもナブラが立ちそうな感じ。

とりあえず投げサビキにジグをセットし（ルアーマンからは邪道だと言われそうですが、一番好きなタックルです）足元に落として底まで沈めると、ゴンゴンとアジの小気味良い引き！アジゲットーなんて喜んでいると、何やら海面が騒がしくなってきました。次の瞬間いきなり海面がボコボコバシャバシャのナブラ状態に！！！
キタぞー！投げろー！と後輩達に叫び、自分もキャストして巻こうと思うとすでにロッドが曲がってる状態！楽しいー！なんて巻いているとどんどんと重くなってくる。サビキなんで次から次とヒットしちゃったみたいで、結局重くて抜き上げ出来ず友人にネットで上げてもらう始末に・・・上がってきたのは、プリプリに太ったイナダにアジにサバ。サバもいいサイズに成長していました。
友人や後輩達も全員ロッドが曲がってる状態。
ナブラはその後どんどんと近づいてきて、しかもどんどんと大きくなっていき、気が着くと先端部周りが大ナブラ状態！！足元を見るとイナダがウヨウヨと居ます。これぞ「生簀状態！！」

どうやらベイトはカタクチみたいです。このままサビキ使用じゃ釣れ過ぎてしまうので、ミノーにチェンジしたり、トップウォーターに変えて遊んでもガンガンヒットしてくる。「チョー楽しー！！」
まさに夢のような状態が、１時間程続きました。　ちなみに食い切れないほど釣っても単なる虐待なので、後半はほとんどリリースです。

８時を過ぎるとナブラが収まり海も波が無くなり、いつもの離岸に戻りました。

ふと鳥海山を見ると、なんと綺麗な景観でしょう


家に帰ってイナダを捌くと、なんとハラスが霜降りで身が厚いこと！



一晩寝かせて、手巻き寿司とブリ（イナダのハラスのみ）大根で美味しく頂きました。ご近所にも食べれる状態まで捌いて（山形では魚捌いて持って行かないと、逆に迷惑がられてしまう・・・）　娘に持って行かせました。